BEシステムの家に関する質問

BEシステムって何?

B(ベースメント:基礎) E(エミッション:蓄熱) システムの略で、文字通り基礎に蓄熱をし、それを放熱することによって家全体を暖めるシステムです。実は温めているのは室内ではなく、床下や壁の中など容積の大変少ない部分。そこを効率的に暖めることによって、春の陽だまりのような輻射熱を感じ、体感温度は実質温度の+4℃近くにもなります。

温度のバリアフリーって本当?

本当です。正確には、ずっといる部屋とそうでない部屋、また、1階や2階で2℃~3℃程度違いますが、基本的に底冷えする部屋などは一切ございません。ただし、体感温度は人によってさまざまで、20℃を暑く感じる人もいれば、寒く感じる人もいるように、お住まいになられる方によって設定される温度は様々です。

野菜室など涼しい部屋も必要なのですが?

断熱区画をし、食品庫として涼しい部屋をつくることが出来ます。この地域では、ほどんどの家にそのような断熱区画した部屋は取り入れています。

家全体を暖めるとかえって光熱費は高いんじゃ?

例えば5人家族の一般住宅で冬の光熱費はどのくらいでしょう?各部屋で石油ストーブやエアコン、電気カーペットを併用した住宅だと、電気・ガス・灯油すべての合計は冬場で50000円近く、いやそれを超えているのではないでしょうか。

BEシステムの家(熱源が電気の場合)の場合、冬場マックスで18000~多くても30000円前後(今までの統計の結果)かと思います。もちろん、生活光熱費全ての合計金額です。

1階も2階も同じ温度?

基本的に温度のバリアフリーではありますが、1階より2階は約2℃~3℃近く低くなります。基本的に25℃前後の環境をつくることは可能なので、お住まいになられる方に合わせて温度調整をしていただければと思います。

BEの運転は1日中?

基本的に深夜の時間帯に蓄熱をし、日中に放熱します。厳冬期特に日中でも氷点下が続く日などは、日中に数時間程度補助運転を行ってあげることで、基礎の温度を保ち効率の良い運転ができます。夏場の鉄筋コンクリートの建物などは夜暑くて眠れないというを話よく聞くことはありませんか?それはコンクリートの高い蓄熱性が影響し、夕方から朝にかけて放熱しているからです。このコンクリートの特性を冬場に応用し、BEシステムは開発されました。

夏はどうなるの?

夏はBEを稼働することはありません。基本的に外皮性能が発売当初のBEシステムの家でもUa値0.5相当で、且つ遮熱施工も標準仕様のため夏はとても涼しい環境を保ちます。ちなみに新規格のSS仕様はUa値0.33相当。さらに省エネルギーで夏も冬も快適に過ごせます。

空気は乾燥する?

基本的には乾燥傾向にあります。加湿をお勧めしますが、冬場の洗濯物などはとてもよく乾き喜ばれます。

ここで湿度に関する知識を紹介。

湿気は暖かいほうから温度の低い場所どんどん流れる傾向があります。暖かい部屋で冷たい水をいれたコップを置くとたちまち結露しますが、それが温かい場所から冷えた場所へ湿気が移動するわかりやすい例のひとつです。実はこれが大きな問題で、外皮性能が低く室内でガンガン暖房をしても一向に温まらない。しかも湿度も低い。実はこれ、熱が逃げるばかりでなく湿気も躯体の外壁側(温度の低い場所)へ移動しているだけのことなのです。そして露点温度に達すれば結露。つまり、コップで起こっている現象が壁の中で起きているということなんですね。なので外皮性能はとても大事ですし、同時に透湿抵抗値を考えた施工をしないと『安全・安心・快適』な家とは言えません。

床暖房と比較するとどうなの?

BEシステムは玄関・浴室・廊下・LDK関係なくすべてが温かい、温度のバリアフリーを、低出力・低ランニングコストで実現しています。仮に全館床暖房をしたとしても、お風呂や玄関まで温まりません。また電源を切ればすぐに冷えてきます。BEと同じ環境を作ろうとすれば光熱費はおのずと高くなるということはわかりますね。

と言いつつも、BEを搭載しないS-2仕様に限り、外皮性能はSS仕様同等のものとし熱を可能な限り逃がさない形で他の暖房システムを選んでいただく形をとっています。

BEを運転したらすぐ暖かくなるの?

 BEは、低温でゆっくりゆっくり基礎を暖めるので、本格的に熱を蓄熱するのは暖かくなるのは4~5日くらいかかります。一度暖まってしまえば、あとは夜間電力のみの運転、厳冬期に入れば若干の補助運転を追加するだけになります。

SSシリーズをラインナップされたのはどうしてですか

現在の日本の省エネ基準、ZEH基準は、欧米に比べたらはるかに基準が緩く、一般的にもまだまだ高いレベルでの断熱・気密施工を行っている会社は一部に限られます。そして、住宅を建てられてからよくあるのが温熱環境に対する不満、つまり『寒い』という声。一生のお買い物でもあるせっかく建てた家が最初から不満が発生し、ずっとその不満と付き合っていくとなると本当に残念に思います。

私たちはお客様にとっての家造りは『安全・安心・快適』を約束されるものでないといけないと思っています。なので、断熱・気密に関する住宅性能値は妥協したくはありません。BEに頼るだけでなく、SS、S-1はBEの効果をさらに効率的に生かすため、S-2はBEを導入しなくとも、その他の暖房システムでも低エネルギーで快適性を持続させるために定めた、会社としてのひとつの基準となります。

メリットはわかりましたが、デメリットはありますか?

どのようなシステムも一長一短はあります。BEシステムではコンクリートに低温の温水を循環させることによってゆっくり時間かけて温めます。なので、エアコンや石油ストーブみたいに急速に暖めることは出来ません。

また、蓄熱することでやや乾燥傾向になります。洗濯物は真冬でも本当に良く乾くのでうれしいですが乾燥は嫌ですよね。リビングや寝室などは加湿器などを置くことをお勧めします。

体感温度は人それぞれで、同じ家族の中でも20℃を暑く感じる人と寒く感じる人がいます。快適温度帯であることは間違いありませんが、個人差に関してはさすがのBEでも難しい部分になります。見方を変えれば、20℃もあれば衣類の調整で対応するのがベストかと思います。

以前このような例がありました。物干し場に設置した外部に通づる片引き戸から冷気が入り込み、温度が低くなっていた例です。出入り用の片引きサッシは構造上断熱がよくないため、隙間風が流入したものと考えられます。現在では、できる限りサッシはAPW330相当以上のサッシをお勧めしています。

 


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BEシステムはカタログや言葉やだけの説明では、快適さや本当の素晴らしさは半分も伝わりません。自ら体感していただくことと、お施主様の生の声をお聞きになることをお勧めします!

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