初めてパッシブハウスジャパンの全国大会に参加しました。初日はメインフォーラム、二日目は分科会と今日から二日間みっちり勉強してきました。みんな意識が高くてとても身が引き締まりますね。真に快適な住宅を作っていくための意識がさらに高められた気がします。
そもそもパッシブハウスとは何ぞやというところですが、国内の大手ハウスメーカーがうたう住宅性能値をはるかに上回る、北欧レベルの断熱気密性能をもち、暖房・冷房共に極限まで使用エネルギーを抑えた住宅を指します。パッシブ認定を受けるには厳しい基準があり、お施主様・施工会社共にそれぞれ高いハードルがあります。5年前に省エネ建築診断士を取った際、まさかこのレベルの住宅を建てようなんて思う人居ないだろ?と思ったくらいでしたが、ここ近年のエネルギー価格高騰などにもより、より一層の省エネを求める人、それでいてより快適な暮らしを求める人が増え、パッシブハウスに注目が集まり始めています。現に、ここ2.3年の間に着工棟数が急増している事実!
二日目の分科会ではパッシブハウス施工経験者を交えてのグループディスカッションを行い、これまた貴重な話を聞くこともできました。パッシブハウスのハードル?壁?これは確かに何も知らなければ、何も伝わらなければ乗り越えることは出来ない壁かもしれません。しかし確実に言えることはその家で生活していくことの“価値”は大きく、お施主様とそいの価値観を共有し、真に快適な家造りを探求し、先駆けて壁を打破してい工務店でありたいと、改めて感じた次第であります。
立派なこと言っちゃいましたが、住宅業界は確実に大きな変革時期を迎えています。取り残されないように日々勉強します。
夜は夜で新橋の逞しいサラリーマン達の雑踏の中で、今日のセミナーを振り返りながら好物の豚足を肴に一杯ひっかけました